香典返しの名簿整理
香典返しは、地域により、やらないところや、一律で即返しをするところもありますが、葬儀の際、弔問客の氏名、住所、電話番号、香典の金額を記録しておくと良いです。
葬儀屋さんによって、やってくれるところもありますが、もし、やってもらえなければご自身でやることになります。
香典返しの為には、金額別に分類してあると便利です。
香典返しで使用しなくても、参列者の方から訃報を頂いた時の香典の金額の参考になります。
又、花輪や生花を頂いた方や、弔電を頂いた方も記録してあるといいです。
香典返しの「のし」の書き方
仏教 = 「忌明」、「満中隠志」など
神式 = 「偲草」、「しのび草」など
プロテスタント = 「召天記念」、「感謝」
宗派を問わず、一般的に「志」が使われているようです。
香典返しの挨拶状
香典返しをするときは、挨拶状を添えるのが望ましいです。
特に、即返しでない場合、忌明けの会葬のお礼や、四十九日の法要を済ませた旨を記載します。
香典返しの金額
香典返しは、一般的な例では、、いただいた香典の「半返し」と言われていますが、「関東の半返し、関西の三分の一返し」などと言われ様に、地域によって異なったり、ご家庭の立場、故人の地位などによっても変わってきますので、一概にこれが正しいと言うことはありません。
それでも、強いて言えば、「三分の一」から「半分」となります。
| 香典金額 | 半返し | 4割返し | 3割返し |
|---|---|---|---|
| 3,000円 | 1,500円 | 1,000円 | 1,000円 |
| 5,000円 | 2,500円 | 2,000円 | 1,500円 |
| 10,000円 | 5,000円 | 2,000円 | 1,500円 |
| 20,000円 | 10,000円 | 8,000円 | 6,000円 |
| 30,000円 | 15,000円 | 12,000円 | 9,000円 |
| 50,000円 | 25,000円 | 20,000円 | 15,000円 |
| 100,000円 | 50,000円 | 40,000円 | 30,000円 |
香典返しの時期
一般的には、「忌明けの当日から1ヶ月以内」となっていますが、地域によっては、忌明けまでに3ヶ月かかる場合や年を超えてしまうような時などは、短縮して、三十五日(五七日忌)をもって忌明けとする場合があります。
又、近年、葬儀後や初七日のときに香典返しを行う略式での「即返し」が増えています。
即返しの場合、いただいた香典の金額に関係なく一律となります。
そのために、即返しの場合でも、高額な香典をいただいた場合、後日、挨拶状を添えて、正式に香典返しをすることが望ましいです。
神式の場合、三十日祭または五十日祭の後に行います。
キリスト教式では、特に決まっていませんが、1ヶ月後の追悼ミサや召天記念式後に行う方が多いようです。
香典返しをするときは、挨拶状を添えるのが望ましいです。
特に、即返しでない場合、忌明けの会葬のお礼や、四十九日の法要を済ませた旨を記載します。
香典返しの県別例
| 県 名 | 忌明け | 時 期 | 金 額 |
|---|---|---|---|
| 北海道・東北 | |||
| 北海道 | 七七日 | 習慣なし(本州の親族にのみ行う場合がある) | 粗供養品(300円〜500円程度)を側返し |
| 青森 | 七七日(五七日もある、最近は三七日もある) | 即返し | 会葬礼品に近い |
| 岩手 | 五七日 | 即返し | 会葬礼品に近い |
| 秋田 | 即返し | ||
| 山形 | 七七日 | 即返し | 会葬礼品に近い |
| 宮城 | 即返し | 会葬礼品に近い | |
| 福島 | 七七日 | 即返し(告別式後) | 会葬礼品に近い |
| 関東 | |||
| 茨城 | 七七日又は1年目 | 即返し | |
| 栃木 | 即返し | ||
| 群馬 | 七七日 | 即返し | 3,000円〜5,000円 |
| 千葉 | 即返し | ||
| 埼玉 | 七七日 | 即返し、一部地域で忌明け | |
| 東京 | 七七日 | 忌明け | |
| 神奈川 | 七七日 | 即返し、横浜等一部地域で忌明け | |
| 甲信越・北陸 | |||
| 新潟 | 葬儀後2週間前後 | ||
| 富山 | 即返し | ||
| 石川 | 男性:七七日 女性:五七日 |
即返し | |
| 福井 | 男性:七七日 女性:五七日 |
即返し | |
| 山梨 | 七七日 | 即返し | |
| 長野 | 七七日 | 即返し | 2000円程度 |
| 東海 | |||
| 岐阜 | 忌明け | ||
| 静岡 | 七七日又は五七日 | 忌明け又は即返し | |
| 愛知 | 忌明け | ||
| 三重 | 七七日又は五七日 | 七七にの忌明け | |
| 関西 | |||
| 滋賀 | 七七日 | 忌明け、彦根付近は即返し | |
| 京都 | 五七日(本来は七七日) | 忌明け、市内は会葬御礼に商品券を使用 | |
| 大阪 | 七七日 | 忌明け | |
| 兵庫 | 七七日 | 忌明け | 半返し |
| 奈良 | 忌明け | ||
| 和歌山 | 忌明け | ||
| 中国 | |||
| 鳥取 | 七七日 | 即返し(鳥取市は忌明け) | |
| 島根 | 即返し | ||
| 岡山 | 即返し | ||
| 広島 | 七七日又は、五七日 | ||
| 山口 | 忌明け | ||
| 四国 | |||
| 愛媛 | 忌明け | 半返し | |
| 徳島 | 忌明け | ||
| 香川 | 忌明け | ||
| 高知 | 即返し | ||
| 九州・沖縄 | |||
| 福岡 | 忌明けまで | ||
| 佐賀 | 七七日 | 初七日又は忌明けまで | |
| 大分 | 七七日 | 忌明け | 半返し |
| 長崎 | 忌明けまで | ||
| 熊本 | 忌明けまで | ||
| 宮崎 | |||
| 鹿児島 | 七七日 | ||
| 沖縄 | |||
香典返し
即返しの場合でも、受付時に香典と引き換えに香典返しを渡す場合と、受付時に香典と引き換えに引換券を渡し、帰りに引換券と引き換えに香典返しを渡す場合があります。
香典返しをいただく立場から言えば、引換券で帰りに香典返しを頂いた方が都合がいいです。
と言うのも、先にいただくと手荷物が多くなり、ご焼香のときなどに、結構困るものです。
特に、座席が足らなかったりして、立ち席の場合、本当に困ります。
※